GINKGOがいつも大変お世話になっている方から、ご子息のご結婚の撮影で花嫁さんが持たれるブーケのご依頼いただきました。
とってもハンサムな新郎と清楚な花嫁さん。美男美女のお似合いカップルです!!
白とグリーンでおまかせでしたが、可憐な雰囲気がぴったりなブルゴーニュと言うバラを束ねて、ナチュラルな雰囲気のブーケに仕上げました。
いろいろなグリーンと共に合わせたのは、白い実が可愛らしいシンフォリカリポス。秋の花嫁に、揺れる実物をあしらいました。
主役の、このブルゴーニュと言うバラは、ふわっと丸く咲くバラで、開くのは早いので通常のギフトの花には向かないのですが、ブライダルには本当にロマンティックで素敵なバラです。
このような、丸く咲くオールドローズ系と言われるバラは香りが良い物が多く、このブルゴーニュは、ティー微香。
ティーとは、中国原産のロサ・ギガンテアやチャイナ系のオールドローズの香り、なんだそうです。日本人に人気の香りです。
バラの品種は昔から様々なものがあり、白薔薇だけでも驚くほどたくさんの品種があります。
ブルゴーニュは、オランダのテラニグラ社と言う切り花用の「バラ」「ガーベラ」の苗を世界に出荷している、品質の高いオランダの種苗会社デュメンオレンジ社のテラニグラ社育成品種。
しかも、面白い事にブルゴーニュは、ティネケと言う白薔薇の王様と言うべき品種の突然変異による枝変わりという面白いバラなんだそうです。枝変わりとは、本来と異なる花の色や枝、葉などの形質がでたときに、その枝を接ぎ木や挿し木で殖やして新しい色や形質が固定したら、新しい品種として発表するものをいいます。バラは、突然変異による枝変わりという面白さがあるのです。
因みに、お酒好きの私、調べてみたところロマネ・コンティやモンラッシェなど、世界最高級のワインを生み出し続けるブルゴーニュワインとは、全く関係がないみたいでした。笑
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