先週、お客様からヤドリギが手には入るかとお問い合わせがありました。
毎年、11月末頃から市場にも時々ヤドリギが入荷してきます。
皆さん、ヤドリギってご存知ですか??
私は、スキーでリフトの上から見る木々にヤドリギを探すのが好きです。
意外に、山の方へ行くと沢山見付ける事ができます。
冬に木々の葉が落ちて枝になった所に、もやもやっとした玉のような物が見えたら それがヤドリギです。
ヤドリギは木にくっついてそこで育つとても面白い植物で、着生した木から水分などをもらって 育って行きます。
だから沢山ヤドリギが付いている木はちょっとかわいそうなんです。
このヤドリギは昔から「愛の木」と呼ばれていて、クリスマスの時にヤドリギの下なら若い女性はキスを拒めないという伝説があり、二人がキスをすると永遠に結ばれると言われています。 今では、ヤドリギの下でハグをすることで親愛を深めたり、長寿になると言われ、実はクリスマスの定番の植物の一つです。
ヤドリギは、ケルト人の間では不思議な力を持つ木として様々な伝説があります。
確かに、真冬に落葉した木に、ヤドリギだけがグリーンのボール状に葉を茂らせているのは、不死をイメージしますね。
でも、日本ではあまり花屋さんに置いていないので、ヤドリギのスワッグは知る人ぞ知るって感じでしょうか?
お問い合わせを頂戴したお客様はクリスマス会に飾って、集まった人がそれぞれ持って帰って お家に飾ってもらおうと思っています。
ヤドリギの見た目はグリーンの枝だに小さな葉っぱが付いていて、黄色やオレンジの半透明の実が付いています。
この実が熟するとペタペタとした粘着力があって、木にくっついてそこで着生するようです。
今度、山へ行ったら、探してみて下さい♬♬
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