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紫陽花(アジサイ)は、藍色が集まったものを意味する。あづさい(集真藍)からきているそうです。


梅雨が始まって、アジサイの季節ですね。

街のあちこちで美しいアジサイが咲いて、目を引きます。

アジサイって、本当に美しいお花です。

私も大好きな花材です。

ギンコのアレンジや花束にも良く使う花材、アジサイ。

あまり知らない方も多いのですが、実は切り花として入って来るアジサイはかなり高価な花です。

路地であんなに咲いているのに??

と、思われるかと思いますが、路地で咲いているアジサイを切って活けた経験のある方はおわかりのように アジサイというのはとっても水上がりが難しいお花で、切ってきて花瓶にぽんと活けてもすぐにしおれてしまう事が多いお花です。

茎を焼いたり、お湯を使ったり、と、色々な方法で水あげをして、咲かせてあげることもできますが なかなか難しいお花です。


市場で仕入れてくる切り花のアジサイは、切り花用に栽培されている物で、特にここ最近はとっても保ちが良くなりました。

それでも仕入れの時には、しっかり目利きをして良いものを仕入れないとすぐにしおれてしまうほど、気難しく良い物を探すのはなかなか大変です。

でも、しっかりした、良いアジサイは驚くほど良く保ち、最後はそのままドライフラワーになるほどです。

そんなアジサイは、枯れて行く姿も美しく、是非ゆっくり見ていただきたいお花です。

今はアジサイの色も豊富で、青や紫だけでなく、美しいグリーンのアジサイもあれば、アンティークカラーのようなとっても微妙な美しい色のものもあります。

アジサイの色は、土壌のイオンと光合成によって変化します。赤と青と緑の要素が絶妙に関わり合って美しい花を咲かせます。


ギンコではその時の美しいアジサイを使ってロマンティックなアレンジや、スタイリッシュなアレンジに使い分けています。

その色のグラデーションは他のお花には無く、だからアジサイが入ると、なんとも言えずゴージャスなブーケやアレンジに仕上がるのだと思っています。

ちょっと余談ですが、アジサイのお花は押し花に簡単にとっても可愛く出来ます!!

作り方はすごく簡単。テッシュで挟んで、辞書みたいな重くて大きな本のページに挟んでおくだけ。

木工用ボンドで、紙に貼れるのでちょっとした ギフトや、カードに貼って楽しむ事も出来ますよ♫

やってみてください♫

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