2月といえは「節分」がありますね! 豆まきしたり、恵方巻きを食べたり。
楽しいですよね! 歳の数だけお豆を食べられるので、食べられる数は限られてますが(笑)。
しかし、本来の「節分」の意味を考えると、「節分」は年に4回あるのだそうです。 節分とは本来、季節の節目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のこと。
漢字の通り「季節の分かれ目」「季節の変わり目」のことを指します。 その中でも旧暦の1年の始まりである春の節分(立春の前日)が重要視され、だんだんと節分=春の節分という認識が広まっていったのだとか。 確かに節分と聞くと春はもうすぐだと感じますね。
「ひいらぎいわし(柊鰯)」は古くからの日本の風習として伝えられている節分の飾りです。「ひいらぎの枝」に焼いた「いわしの頭」を刺したもの。
「ひいらぎいわし」はただの飾りではなく、節分の鬼が嫌いな葉っぱである、尖ったトゲのあるひいらぎと、鬼が嫌がる臭いのいわしを組み合わせて飾ることで「鬼が家に入って来ないように」という魔除けの意味合いが含まれています。
西洋でも、クリスマスにホーリー(ヒイラギ)が使われるのも、同じようなケルト人の魔除けの習わしの名残です。
また、ひいらぎいわしは、いわしの頭の部分のみを飾るため、節分に鰯の身を食べる習わしはそこから来ているらしいです。
ひいらぎいわしは鬼を家に近づけないようにする目的で飾るため、家の中ではなく、必ず家の外に飾ります。玄関先に飾るのが良いらしいのですが、マンションだとギョっとされそう(笑)お玄関にそっと飾って良いのではないでしょうか。
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